セリーヌのマカダム柄とは?歴史・魅力・買取まで徹底解説
今、再び注目を集めている“オールドセリーヌ”の代表格といえば、やはり「マカダム柄」。パリの石畳のような規則正しいモノグラムパターンは、どこか懐かしく、そして新しい。SNSやファッション誌でも取り上げられ、20代~30代の若い世代を中心に人気が再燃しています。
この記事では、セリーヌのマカダム柄の歴史、魅力、現在の市場価値、そして買取専門店「ゴールドジャパン 松山店」の鑑定士としての視点から、価値ある情報をお届けします。
目次
- セリーヌというブランドの歴史と特徴 ~パリの粋とエレガンスを纏う~
- マカダム柄とは?その意味とデザインのルーツ
- マカダム柄のアイテム一覧:どんなラインがある?
- なぜ今マカダム柄が人気なのか?
- セリーヌ マカダム柄の買取相場と評価ポイント
- 【エピソード紹介】松山市のお客様からショルダーバッグをお買取
- まとめ:マカダム柄は“古くて新しい”名品
セリーヌというブランドの歴史と特徴 ~パリの粋とエレガンスを纏う~
1945年、子供靴専門店から始まったブランド
セリーヌ(CELINE)は、1945年にセリーヌ・ヴィピアナとその夫リシャールによってフランス・パリで創業されました。元々は高級オーダーメイドの子供靴専門店でしたが、1950年代にレディース向けファッション小物やレザーグッズへと展開。上質で実用的なアイテムは女性たちに広く支持され、ブランドとしての地位を築いていきました。
1960年代~:馬車ロゴとレザーグッズの成功
ブランドの象徴となった「馬車ロゴ(Sulky)」はこの時代に誕生。格式とパリの伝統を感じさせるこのロゴは、セリーヌの世界観を表現する重要なシンボルとして位置づけられます。バッグ、ベルト、財布など高品質なレザーアイテムが大人気となりました。
1970年代:マカダム柄の誕生とセリーヌのモノグラム戦略
1972年に誕生した「マカダム柄」は、パリの石畳(マカダム舗装)から着想を得たデザイン。ルイ・ヴィトンなどのモノグラムに対抗するように生まれ、クラシカルかつ知的な印象を放つモチーフとして、多くのアイテムに使用されました。
1990年代~2000年代:変化と挑戦の時代
1997年にマイケル・コースが就任し、都会的で実用的なスタイルを提案。その一方で、2000年代はブランドの方向性に試行錯誤が見られ、マカダム柄の製造は減少。次第に市場から姿を消していきます。
2010年代:フィービー・ファイロによる革新
2010年、フィービー・ファイロがディレクターに就任。「ラゲージバッグ」や「トラペーズ」などがヒットし、セリーヌはシンプルでインテリジェントな女性の象徴として世界的に再評価されました。
現代のセリーヌ:エディ・スリマンの時代と“トリオンフ”の台頭
2018年以降はエディ・スリマンによる新しいスタイルが加わり、「CELINE」ロゴに刷新。「トリオンフ」モチーフが現代のセリーヌを代表するアイコンとなっています。
マカダム柄とは?その意味とデザインのルーツ
マカダム柄は、1972年に発表されたセリーヌの象徴的なパターン。パリの石畳を連想させる規則的なチェーン柄は、上品で落ち着いた印象を与え、ブラウンやベージュなどのクラシカルな色味と相まって90年代に大流行しました。
マカダム柄のアイテム一覧:どんなラインがある?
- ボストンバッグ
- ショルダーバッグ
- バニティバッグ
- クラッチバッグ
- トートバッグ
- 財布・ポーチ
状態の良いものは高値で取引されています。
なぜ今マカダム柄が人気なのか?
「Y2Kファッション」や「サステナブル意識の高まり」から、クラシックなブランドアイテムの需要が上昇。中でもマカダム柄は、レトロでありながら現代のスタイルにも取り入れやすく、若い世代を中心に再び注目を集めています。
セリーヌ マカダム柄の買取相場と評価ポイント
▽高く評価されるポイント
- 保存状態が良い
- 人気の形状・サイズ(特にミニボストンやショルダー)
- 保存袋や箱付き
- 希少カラー・限定モデル
【エピソード紹介】松山市のお客様からショルダーバッグをお買取
ある日、松山市在住の40代女性がマカダム柄のバッグを数点お持ち込みくださいました。フランス旅行で購入し、大切に保管されていたとのこと。保存状態も非常によく、5万5千円の査定がつきました。お客様も大変驚かれ、満足されてお帰りになりました。
まとめ:マカダム柄は“古くて新しい”名品
セリーヌのマカダム柄は、過去の名作でありながら現代のファッションにもマッチする“古くて新しい”逸品です。使わずに眠っているマカダム柄のバッグや小物があれば、ぜひ一度ご相談ください。
買取専門店 ゴールドジャパン 松山店ではセリーヌのマカダム柄を買取しております。
使っていないセリーヌがありましたら是非、お持ちください。
- 店舗名
- ゴールドジャパン 松山店
- 住所
- 愛媛県松山市山越3-6-30 1F
- 電話
- (089)927-0246
0120-5610-92 - 営業時間
- AM10:00~PM7:00
- 定休日
- 無し