コンコルド
1908年、ウォルター・ウグナンをはじめとする5人の創業者によって、スイスのビエンヌに設立されたブランド。
当初は懐中時計を手掛けていたが、第1次世界大戦時から腕時計の製造にも着手。世界に先駆け、ケース素材にステンレスを採用した時計メーカーのひとつとして知られている。
第2次世界大戦中も業績は衰えず、本国のみならずアメリカでステイタスを確立する。
1945年のポツダム会談では、トルーマン大統領がコンコルド製のリングクロックを各国首脳に贈ったほど。後に、クォーツウォッチがスイスの伝統的な時計産業を混乱に陥れたときも、同社は逆にクォーツの特性を活かした高級ドレスウォッチを手がけ、1980年には厚さわずか0.98mmの「デリリュームIV」を発表。この時計は、世界一薄い腕時計として今もギネスブックに掲載されている。
現在は機械式、クォーツともに充実し、いずれもエクスクルーシブな方向性でクリエイションを展開している。
なお2007年には、創業100周年のアニバーサリーを目前に控え、ブランドの再構築を決行。
“力強さ”、そして“大胆さ”という、従来とは異なるコンセプトを打ち出し、商品ラインを絞ったモデル展開をスタートしている。
同時にレディス中心のラインナップからメンズウォッチへの切り替えを掲げ、7:3で圧倒的に女性が多い現在の顧客層を、これからは逆転させていくと宣言した。
2007年に発表された「C1クロノグラフ」は、まさに新しいコンコルドを象徴するような力作である。
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