エミリオ・プッチ
エミリオ・プッチ(Emilio Pucci:1914-1992)はミラノ大学へ通った後アメリカ・ジョージア州アセンズの大学で学ぶ。
1937年、オレゴン州ポートランドのリード・カレッジに在籍、社会学を専攻。39年、イタリア帰国後フィレンツェの大学で学び、41年、政治学で博士号を取得。
大戦中にイタリア空軍でパイロットを務め、その後、政治家としてイタリア議会に10年間在籍。
47年、高校時代オリンピックのスキーチームの選手だった彼は、自分でデザインしたスキーウェアを雑誌「ハーパース・バザー」に掲載し、人気を博す。
以後、同誌から女性用の冬服を依頼され、ニューヨークで売り出される。その後も1960年代にはマリリン・モンロー、エリザベス・テーラーによって上品なプリントが受け入れられ、「プリントの王子(Prince of Prints)」の異名を持つ。衣服やカーペット、アポロ15号使節団のロゴ等々まで手がける。
通称「プッチ柄」で人気を集めた、EMILIO PUCCI(エミリオプッチ)。大胆な図柄と色、独特の幾何学模様のテキスタイル、カラフルな色彩の配色のデザインが大人気の派手さだけでなく、エレガンスさを加えたデザインはといったアメリカを中心とした多くのセレブリティ達の心を掴みました。
アフリカ、バリ、ハワイなどのエキゾチックな場所や現代アートなどがプリントのインスピレーション源にして生まれた、グラフィカルで抽象的なデザインと万華鏡のように美しい色彩。前例の無い過激で大胆な柄を発表したエミリオ・プッチは、その先見性によりファッション界の革命児となり、世界中のファッション関係者に「Prince of Prints(プリントの王子)」「色彩の魔術師」と呼ばれるようになりました。
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